今まで通りの流れで行けば、四日市においても少子高齢化が進む。

高齢化が進むから地域が衰退していくのか?衰退していくから高齢化が進むのか?

魅力ある街づくりができれば、人口は流入超となるはずだ。

では、「魅力的な街」とはいったいどのような状態を指すのか?

高齢者には高齢者の、若者には若者の、男性には男性の、女性には女性の、其々に「魅力的な街」のイメージ

がある。

しかし、全般に共通することは「元気」ではなかろうか?抽象的すぎて分かりにくいかもしれない。

もう少し具体的に表現すると、前向きな考えを持ち、とにかく積極的に行動することではなかろうか?

職業柄、企業活動を例にとると「創業(第二創業含む)」がこれに当る。

彼らは、将来を夢見て、不安を打ち消しながらとにかく行動する。失敗もするが、又立ち上がり前へ進む。

創業企業の10年後の生存率は約1割程度になる。なくなった9割は1割を生み出すために必要なのかもしれない。

この生き残った企業の生命力が雇用を産み、地域に「元気」を与える。この企業のDNAが社員に伝播する。

その社員の中から誰かが起業することで「正」の連鎖が生まれる。「元気」の起点は「創業」のように思える。

だから、我々は「創業」する人を徹底的に応援する。それが四日市を「元気」にする1丁目1番地になる。


(文責-山口彰敏)