「Real Estate Agent Award(リアルエステート エージェント
 アワード)日本一決定戦」というコンテストが開催されたようです。一体、何を目的としたものなのか調べてみると個人の知恵を共有し、不動産業界全体の業務レベルアップを目指すべく、全国の不動産会社の中で、日本一優れたプロセスを共有・表彰するイベントとのこと。不動産業界というと昔からの慣習も多く、閉鎖的なイメージを持っていた為、この新しい風を起こそうという動きに興味が沸きました。

運営・開催は株式会社クラスコ、株式会社日本エイジェント、オーナーズエージェント株式会社の3社。順にホームページから拝見しましたが株式会社クラスコのページは一般人向けのページとあって見やすかったです。四日市辺りでは、不動産とホームページというと賃貸の紹介や売買の物件紹介、その他はイベントやカルチャー教室の案内といったものが一般的でした。

こちらのページではオンラインショッピングもあり、道具を貸し出してくれるDIYスクールもあります。保険や資産運用などに関する住まいの勉強もできますし、地域とともにクリエーターを育てることもしています。コンテンツが充実しているのでもっと観てみたくなります。不動産業者であればどれか一つずつでも真似てみたい新しい試みです。(株式会社クラスコ:https://www.crasco.jp/)このリアルエステート エージェント アワード日本一決定戦で優勝したのは omusubi不動産 殿塚 建吾 氏

~「空き家×DIY×シェア」で街づくり~
「不動産屋は街の構成作家」と語る殿塚氏は、空き家活用の街づくりを展開。廃墟をシェアアトリエにすべく入居者と一緒にDIYで改装。定期的にイベントを開催しコミュニティを形成。そして活性化した街には人やお店が集まりました。街に活気を与えた三方良しのビジネスモデルが高く評価されました。

こちらも地域を巻き込んだ戦略です。温かみのあるおむすびマガジンにはとても好感が持てます。
(omusubi不動産:http://www.omusubi-estate.com/)

固定観念や慣習に対しても本当にそのままでいいのか考えるのもいいかも知れません。新しいアイデアが浮かばなければアイデアを真似てみて、そこからの創造も良いのかも知れません。新しい空き家活用の参考にしてみてください。